ポーランド語の文法の特徴

ポーランド語の名詞の特徴

ポーランド語の名詞には性の区別があります。
基本的に2つの数(単数,複数)と7つの格(主格,生格,与格,対格,造格,前置格,呼格)を持ちます。
文中での語の働きが格によって変化した格語尾で示されるため、名詞の格変化を学ぶことがポーランド語学習で重要になってきます。

多くの男性名詞は、子音で終ります。しかし、母音で終わる男性名詞もあるので注意してください。
多くの女性名詞は、-a で終わります。その他、軟子音や -i で終わるものがあります。
中性名詞は -o, -e で終わります。しかし、-ę や -um で終わるものもあります。

名詞のグループは次の5つです。

・男性人間名詞
・男性有生名詞
・男性無生名詞
・女性名詞
・中性名詞

男性人間名詞は男を表す語です。男性有生名詞とは動物や無生物を表わす語です。
文法性はだいたい名詞の語尾で判断できます。

ポーランド語の人称代名詞
  単数 複数
1人称 ja – 私 ( I ) my – 私たち (we)
2人称 ty – 君(親称) (you) wy – 君たち (you)
3人称 on – 彼 (he)
ona – 彼女 (she)
ono – それ(it)
oni – 彼ら(they)
one – 彼女ら、それら(they)

ポーランド語の動詞の特徴

ポーランド語の動詞の不定形は大部分-ćで終わります。

規則変化動詞には大別して、第1型(-a変化)、第2型(-i変化)、第3型(-e変化)があります。